2014年 05月 06日
渋滞を避けるため夜11時に都内を出発した。 釣り場では、キャスト毎に少しづつ釣り下って場所を譲るような暗黙のルールめいたものがあるようだが、よくわからない・・・途中、荒島岳の登山をしたいという年下の同僚をピックアップした後に、約600キロの距離を高速道路を乗り継いで福井市内に6時半頃に到着した。 大阪のフライマンの同僚と落ち合い、簡単な食事を済ませて釣り券を買い、フィールドに立ったのは8時頃だった。 「保育園前」下のポイントに入ると、すでに、たくさんのアングラーがロッドを振っていた。福井、京都、神戸、川崎、東京、尾張小牧ナンバーの車が河川敷に置いてあり、全国からアングラーが集まっている。 九頭竜川のサクラマスは、遡上型で大型になるものが多い。 サクラマスは、長らく河川遡上後は餌を食べないとされてきたが、近年は遡上後も餌を食べると判明している。河川では河畔林からの落下昆虫や流下する水生昆虫を主な餌とするが、底性生物やプランクトンも餌としている。(ウィキペディアより) たしかに、北海道のアングラーからは、サクラマスはシルバーマーチブラウンや、大型のエルクヘアカディスでも釣れてしまうと聞いていた・・・ サクラマスといえば、アクアマリンなどの装飾性の高いフライを使うイメージだが、シルバーマーチブラウンも有効なのだろう。 午後から、気温が上がってきたが昼寝をして様子を見ていた。 釣り券を買った釣具屋の話では、近年まれにない遡上量で、フレッシュが多く登っているとの話だったが、日中は魚の気配はない・・・・ ここは、流れがかなり緩くなる・・・・
その後、日が落ちる前には納竿して福井市内のホテルに入り、同僚たちと福井市内の居酒屋で酒を飲み、街中のサザンというカウンターの越前そば屋で「からみ蕎麦」を食べて寝た・・・横になると、数十秒で寝入ってしまった。 翌朝は寝過ごして、5時過ぎに起きてしまったが、準備もそこそこに「ドカン」に入った。 到着すると、すぐに、橋のすぐ上流の弛みを投げているルアーマンが、60センチほどのサクラマスを上げた・・・彼と彼の釣り上げたマスの写真を撮ってあげたのだが、とてもうれしそうだった。ルアーの場合も、それほど釣れるわけではないようだ・・・・ その後、「JR北陸線高架下」に移動して、フライを流すスウィングの釣をしてみたが、釣れない。 まあ、あらかじめ、釣れないだろうとは思っていたが、やはり、九頭竜川は釣れなかった。 あたりもない・・・釣れるのは、ウグイ・・・・ 北海道と違って、サクラマスの遡上数は圧倒的に少ないようだ。ライズで何匹かのサクラマスを確認できたが、多くのアングラーは空手で帰っていくようだ。 九頭竜川は、あまりにも有名なので、一度は、訪れてみたいと思っていた場所だったので、今回の釣行で納得ができた。 サクラマスが遡上していることは間違いがないので、朝、夕のまづめのよい時間帯に場所を選んで繰り返し来れば釣れるかもしれない・・・・ランチには、越前そばとソースかつ丼を食べた。健啖家の同僚は両方を一人前づつ平らげていた。 釣りというよりは、観光に近い釣行だった。年下の同僚は、永平寺を見学したとのこと・・・・ 帰りは、渋滞を考慮して、夜7時に出発し、九頭竜ダムの峠を越えて郡上から北陸道に乗り、東京に帰った。 朝、2時半に東京に到着した。かなりの長距離ドライブだった。 まあ、東京から7時間かけて行くことはできないので、もう、九頭竜川に足を運ぶことはないだろう・・・ あっという間に、時間が過ぎた釣行だったが、福井を満喫できた。 -memorandums- * フライが底をついてきたので巻く必要がある。特にシルバーマーチブラウンは、ストックが必要 * フォーセップのコードを付け替え、プライヤーの確認
by yaskhoo
| 2014-05-06 10:56
| サクラマス・サツキマス
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